光融合科学から創生する「命をつなぐ早期診断・予防技術」研究イニシアティブ 命をつなぐ技術コンソーシアム

 命をつなぐ技術コンソーシアムでは、高齢化社会を迎えるにあたり、健康及び医療サービスへのニーズが増加している状況を背景に、基礎研究から実用化までシームレスにつなぐ研究活動により、日本発の革新的な医薬品・検査キット・医療機器あるいは機能性食品等の創出に向けた研究開発を推進しています。

 本コンソーシアムの活動は、2018年に2研究機関と企業6社でFS(フィージビリティ・スタディ)フェーズとして開始し、FSフェーズではコンソーシアムの制度を整備するとともに、オープンクローズ戦略の基本方針を決定しました。2020年度に本格実施フェーズに移行して、コアテクノロジーの活用先を開拓し、その実施例の収集に努めました。その結果、2021年度には3研究機関と企業37社までコンソーシアムが拡大しました。2022年度からは、コアテクノロジー活用による各キーテクノロジーにおける研究開発を加速し、個別キーテクノロジー間の交流を促してきました。

 引き続きこのコンソーシアムのシナジー効果を創出しながら、今後のあり方として、2022年度から本学に新設されたディープテック産業開発機構(以下、機構)での継続的な活動を構想しております。

 この機構は「組織」対「組織」の大型共同研究による産学連携、さらには有望な個人起業家を発掘することで、スタートアップ推進をより一層加速させ、収益化からのバックキャスト思考に基づく起業のための取組みも合わせて担うため、今年度新たに設置されました。
 機構では、フロンティア硏究環で活動する各拠点の研究領域を融合することにより、領域横断的研究テーマも拡大してオープンイノベーション化の一層の拡大を図っております。また、社会実装への動機付けのある若手研究者を対象に、イノベーションガレージで多様かつ柔軟な事業化の可能性を支援し、起業するに留まらず、起業した後の事業拡大と新たな産業構造への変革を目指しております。
 学生の参画も可能とし、学生を対象とする起業関係の取組みを集約して、教員・学生相互の切磋琢磨を促す予定です。教員と学生の事業支援のため、スタート(計画作成・起業)からゴール(事業拡大・本学経営自律化への寄与)まで、創業・経営支援・企業再生が専門のコンサルティングファームからの実務家人材を配置して、学内関係者と協働して事業を推進しております。
 小金井キャンパス内3号館に学内PoC教員の活動場所を整備し、学内基礎研究の社会実装に向けた活動を本格化しています。今後は府中キャンパスでも教員活動場所を整備予定です。

 平成30年度に学長直轄のオープンイノベーション拠点として設置されたフロンティア研究環の1拠点からJST支援により本コンソーシアムは生まれ、活動を拡大してきました。
 引き続き本事業へのご理解とご支援をお願いするとともに、今後の機構での活動にも継続したご協力をお願い申し上げます

領域総括 三沢 和彦

光融合科学から創生する「命をつなぐ早期診断・予防技術」研究イニシアティブ

領域総括

三沢 和彦

JST 研究成果展開事業
産学共創プラットフォ-ム共同研究推進プログラム(OPERA)

光融合科学から創生する
「命をつなぐ早期診断・予防技術」研究イニシアティブ

命をつなぐ技術コンソーシアム

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