フロンティア研究環のイメージ

フロンティア研究環とは

異分野融合・先端研究の社会実装及び産学連携等を行なう拠点として平成30年に設置されたフロンティア研究環では、光科学・生命科学・植物病理学・獣医学等が連携する「光融合科学研究拠点」、キャパシタ・ゼロエミッション・エネルギー化学・植物工場・植物栄養学・土壌微生物学等が連携する「キャパシタ融合・農工連携グリーンエネルギー研究拠点」、通信・自動運転・車両制御・環境認識等が連携する「スマートモビリティ研究拠点」を立ち上げ、競争的資金の獲得や複数の企業との連携による産学連携を実施してきました。

これらの研究拠点に加えて、令和元年度には臨床獣医学、行動生態学、家畜伝染病学等が連携する「伴侶動物診療拠点(現.動物医療センターを中核とした伴侶動物診療拠点)」、令和2年度には「ヒューマン・インテリジェンス研究拠点」「生体分子構造解析拠点」、令和3年度には「バイオエコノミーイノベーション共創拠点(現.カーボンネガティブの限界に挑戦する炭素耕作拠点)」を新規設置し、新たな研究・診療分野の開拓を進めており、大型共同研究プロジェクトの大幅な増加、大規模なコンソーシアム事業への成長等の成果を挙げています。

また、研究環を構成する教員も設置当初より大幅に増加しており、今後は拡大した各拠点の活動促進・研究領域融合により、領域横断的研究テーマ・キーテクノロジーがさらに拡大し、フロンティア研究環を形成する研究拠点同士が横断的に融合するオープンイノベーション化のより一層の拡大を目指しています。

本学の強みでもあるエネルギー・資源・ロボット・モビリティ・バイオ・医工・環境・食料・遺伝子工学等の分野に関する既存の研究センター群を融合・連結させた、学長直轄のオープンイノベーション拠点が「フロンティア研究環」です。

図フロンティア研究環